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地域分析エクセル(SOKEN.webお手製)をダウンロードする

国立社会保障・人口問題研究所(社人研)のホームページから「地域別将来推計人口」のデータをダウンロードしたら、地域分析エクセルを活用して、自身の医療機関がある地域を分析してみましょう。

※地域別将来推計人口のダウンロードについて知りたい場合は下記を確認ください。

この記事の内容

「地域分析エクセル」をダウンロードする

地域の分析がお手軽にできるエクセルファイル「地域分析エクセル」は下記よりダウンロード可能です。

ファイル名ver基礎データ
地域分析(SOKEN.webお手製)ver.0101①人口10万人あたり受療率(調査年月:平成29年10月)
②医療費の動向(調査年月:令和2年度)
地域分析(SOKEN.webお手製)ver.0202①人口10万人あたり受療率(調査年月:2020年10月)
②医療費の動向(調査年月:令和3年度)
地域分析(SOKEN.webお手製)ver.0404①人口10万人あたり受療率(調査年月:2020年10月)
②医療費の動向(調査年月:令和3年度)
地域の診療行為別ニーズ変化(SOKEN.webお手製ver.02)02

「地域分析エクセル」を使ってグラフを作る(使い方)

地域分析エクセルでは、社人研の「地域別将来推計人口」をコピー&ペーストするだけで、地域分析に役立つグラフが自動で作成されます。

エクセルファイルをダウンロードした後、下記手順で「地域別将来推計人口」のデータを規定のシートへ貼り付け、グラフを作成ください。

「地域分析エクセル」の構成

エクセルファイルを開くと、4つのシートに分かれています。

  

⓪基礎データ設定:
自動でグラフを作成するための下記の基礎データが設定してあるシートです。SOKEN.web事務局にて、最新情報を随時更新予定です。

<設定されている基礎データ>
a) 人口10万人あたり受療率:シート上では「地域:全国」で初期設定されているため、より厳密なデータ分析をしたい場合は、「地域:調べたい地域」に設定することをおすすめします
b)医療費の動向:シート上では「地域:全国計」で初期設定されているため、より厳密なデータ分析をしたい場合は、「地域:調べたい地域」に設定することをおすすめします

<出所>
患者調査(人口10万人あたり受療率)
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&toukei=00450022&tstat=000001031167
医療費の動向調査・年次報告(医療費の動向)
https://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/database/zenpan/iryou_doukou.html

①データ貼り付け:
「地域別将来推計人口」をペーストするためのシートです。手順に従ってペーストしてください。

②自動集計フォーマット:
基礎データとペーストされた「地域別将来推計人口」データを基に、エクセル関数等を用いて自動でデータ集計およびグラフ作成が行われるシートです。内容の変更を行うと正しくグラフ作成が行われなくなるため、もし変更する場合は注意してください。

③グラフ抽出:
自動でグラフが作成されるシートです。こちらのグラフを活用してプレゼン資料や分析レポートなどの作成にお役立てください

グラフの作り方(データの貼り付け方)

STEP
分析したい地域の「地域別将来推計人口」をコピーする

社人研のホームページからダウンロードした「男女5歳階級別推計人口」のファイルの中で、分析したい地域のシートを選び、「地域別将来推計人口」をコピーしてください。
尚、コピーをする際は、シート全体を選択した状態でコピーをお願いします。

STEP
分析したい地域の「地域別将来推計人口」をペーストする

STEP1にてコピーした「地域別将来推計人口」を「地域分析エクセル」の「①データ貼り付け」のシートにペーストしてください。
尚、ペーストする際は、シート全体を選択した状態かつ「値」でペーストをお願いします。

STEP
以上で作業は終了です。あとは自動でグラフが作成されます。

全てのデータが入力されます。「地域分析エクセル」の「③グラフ抽出」のシートにて自動でグラフが作成されます

「地域分析エクセル」で作れるグラフ

地域分析エクセルでは、社人研の「地域別将来推計人口」をコピー&ペーストするだけで、①人口ピラミッド、②人口の推移、③人口割合の推移、④高齢者人口の推移、⑤医療需要(入院外来別の1日当たり患者数の推計:病院・診療所・歯科診療所)⑥医療費の将来推計(入院外来別)のグラフが自動で作成されます。

①人口ピラミッド(2015年、2020年、2025年、2030年、2035年、2040年、2045年)
②人口の推移
③人口割合の推移
④高齢者人口の推移
⑤医療需要(1日当たり患者数の推計(病院・診療所・歯科診療所))
⑥医療費の将来推計(入院・外来)

①人口ピラミッド

5歳階級別の人口を男女別に表したグラフである人口ピラミッドが2015年から2045年まで自動で作成されます。

人口ピラミッドの見ることで視覚的に人口がどう変わっていくのかを確認することができます。

上のグラフについて
対象地域:東京都八王子市
計算式:ー
データ出所:国立社会保障・人口問題研究所「将来の男女5歳感級別推計人口」
日付:平成30(2018)年

②人口の推移

2015年から2045年までの0-14歳人口、15-64歳人口、65歳以上人口の積み上げグラフが自動で作成されます。

対象地域における3つの年齢層の人口がどのくらい増減するかを確認することができます。

上のグラフについて
対象地域:東京都八王子市
計算式:ー
データ出所:国立社会保障・人口問題研究所「将来の男女5歳感級別推計人口」
日付:平成30(2018)年

③人口割合の推移

2015年から2045年までの0-14歳人口割合、15-64歳人口割合、65歳以上人口割合の積み上げグラフが自動で作成されます。

対象地域における3つの年齢層の人口割合がどのくらい増減するかを確認することができます。

上のグラフについて
対象地域:東京都八王子市
計算式:ー
データ出所:国立社会保障・人口問題研究所「将来の男女5歳感級別推計人口」
日付:平成30(2018)年

④高齢者人口の推移

2015年から2045年までの高齢者(65歳以上)人口のグラフが自動で作成されます。

対象地域における高齢者人口がどのくらい増減するかが確認することができます。

上のグラフについて
対象地域:東京都八王子市
計算式:ー
データ出所:国立社会保障・人口問題研究所「将来の男女5歳感級別推計人口」
日付:平成30(2018)年

⑤医療需要(1日当たり患者数の推計)

2015年から2045年までの医療需要として、入院・外来別の1日当たり患者数の推計(病院・診療所・歯科診療所)のグラフが自動で作成されます。

対象地域における医療需要のピークはいつか、どのくらい増減するかを確認することができます。

上のグラフについて
対象地域:東京都八王子市
計算式:①地域の人口10万人当たり受療率×②地域の人口
データ出所:①厚生労働省「患者調査」、②国立社会保障・人口問題研究所「将来の男女5歳感級別推計人口」
日付:①平成29年10月、②平成30(2018)年

⑥医療費の将来推計(入院・外来)※最新verではこの機能はなくなりました

2015年から2045年までの入院・外来別の医療費推計のグラフが自動で作成されます。

対象地域における医療費がどのくらい増減するかを確認することができます。

上のグラフについて
対象地域:東京都八王子市
計算式:①地域の患者数×②地域の1日当たり医療費×③365日
データ出所:①厚生労働省「患者調査」と国立社会保障・人口問題研究所「将来の男女5歳感級別推計人口」より計算、②厚生労働省「医療費の動向調査」
日付:①平成29年10月、平成30(2018)年、②令和2年度

⑥診療行為別ニーズ(&臨床検査ニーズ)

最新のverでは、地域における「診療行為別ニーズ」の算出ができるようになりました。

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この記事を書いた人

SOKEN.webの管理者。臨床検査技師免許取得後、製薬関連企業に就職。その後、海外留学、大学院進学、コンサルティングファーム、大手医療法人の経営戦略・政策責任者を経て、医療経営と医療政策を軸にしたシンクタンクを起業、現在に至る。慶應MHM、早稲田MPMホルダー。専門は医療経営、医療政策、医療ITなど。大学では非常勤講師として医療リスクマネジメントなどを教え、国会議員の政策アドバイザーも務める。

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